スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)
    2010 年10月09日

    【 コミック 】 ボンバーマンはこんなに重くないw 漫画:井上淳哉 先生 「BTOOOM! 」 4巻のレビューをお届けします。

    BTM1009_1.jpg
    ついでなので、4巻全部並べてみました・・・・って、表紙のHIMIKO率高くねw?

    【出版社コメント】
      絶海の孤島にて行われる爆殺ゲーム 『BTOOOM!』を強いられた坂本竜太は、
      襲いかかるプレイヤーを倒しつつ、共闘する平清と途中で合流した謎の女子高生との3人で、
      島からの脱出方法を探りつつ彷徨する。そんな中、巨大なトカゲの群れに襲われる坂本たちの前に、
      BIMを使わずナイフ一本で敵プレイヤーに襲いかかる謎の男が現れた。
      元レンジャーと称する男は果たして坂本たちの味方となるか!?
      リアルボンバーマンは更に制御不能に!!

    【表紙裏より】
      最後の一線を越えた時、人はどうなる!?
      謎の無人島に集められた老若男女。そこで彼らはBIMと呼ばれる小型爆弾を
      駆使しての殺人ゲーム「BTOOOM!」を強要される。主人公の坂本竜太は冷静
      かつ慎重に敵プレーヤーや巨大トカゲを打倒し、仲間と食料を確保して行く
      が、島からの脱出に必要である8つのチップ収集は未だに難航を極める。
      そんな中、BIMを使用せずにトカゲや敵プレイヤーを倒して生き残ってきた
      謎のナイフ使いが坂本達の前に立ちはだかる。元レンジャー隊員と名乗る男は
      冷徹に坂本たちを追い詰めるが…。ルール無用のデスゲーム第4弾スタート!!  


    【レビュー】
     書いてみて気付いたが、今回のレビュー長いですww 苦痛を覚えるかもしれません。初めに謝っておきます。ごめんなさいm(_ _)m


     冒頭は、主人公の過去のお話。小さいころから人より優れていた主人公は、次第に自分は特別な人間なのだと思い込む少年へと成長する。そんなころ知ったネットゲームの魅力に魅了され、ゲーム会社に就職するために専門学校へ進学する。しかし、世間は、人生をなめきっていた青年は、プライドだけは高く、学校を辞め、バイトを辞め次第にゲームだけをする人間になってしまう。っとどこかのニュースで聞いたような設定の主人公。ネットを解約され椅子を振り回すほど暴れまわる姿は、主人公としては暗すぎるのでは?と思うほど、ずっしりと「重い」冒頭となっている。

     そんな中、殺人ゲーム「BTOOOM!」への参加を余儀なくされた主人公、その非日常的な世界で、生きることの意味、自分の人生の薄っぺらさに打ちひしがれていく主人公。

     この作品の、見どころは、爆弾を使ったハラハラドキドキのバトルはもちろんのこと、上記したように、ちょっと重すぎるのでは?と思うほどの、主人公の抱える闇と、主人公がどう戦っていくのか?と言うところにあると思う。

     作者は、「怒首領蜂」など、アーケードゲームのデザインを手がけた、井上淳哉先生である。もちろん、ゲーム的なデザインは、熟知されて、爆発シーンなんかは「流石」としか言いようがない。しかし、驚いたのは、巻が増すごとに、登場人物の感情表現が異常なまでに巧くなっている点である。

     「人を殺して生き残る」という極限状態に置かれた人間の感情表現など、もちろん井上先生もそうだが、戦争を経験していない我々の年代、では到底はかり知ることができないものである。それでも、井上先生のこの作品、特に4巻での、主人公の人を殺すことへの葛藤は、読み手にずっしりとした臨場感を与え(ずっしりとした臨場感という表現は日本語ではないが、あえてこう書きます。)てくれている。


    BTM1009_3


     「人を殺して生き残る」ということを扱った作品には、良く「非常に不愉快」、「こう言う事を考える作者が嫌い」などといった評価が付きがちだが、私は、そうは思わない(まあ、世間体を考えてこういう評価を付ける人も少なからずいると思いますが・・・)。

     なぜなら、少なからず、こういった作品を読むことで「生きること」だとか「人を殺す」ということを考えるきっかけになると思うからである。「不愉快」や「嫌い」などといった感情的な考えで、これらのことを「考える」ことを放棄することこそが私は、「不愉快」である。
     確かに、TVや映画でこういった番組を放送・上映するというのは影響力的に熟考しなけばならない思う。その点。漫画はTVや映画と違い、一人でしか読めないし、あまり宣伝もされないことから、作品に対し感想を共有するのに若干の時間がある。そのため、集団感情に流されることなく、作品の意味を考えることができると思う。また、表現の幅的に小説より、臨場感があり、よりメッセージ性を持たせることができる。私は、漫画でこそこういった作品が評価されるべきだと思う。


     とまあ、小難しいことは抜きにしても、リアルボンバーマンの呼び声に恥じない、ハラハラドキドキの展開は、一見の価値ありです!!

    どあに挟まれたBIMを間一髪でキャッチする主人公  あぶねえww、てか、反射神経すげー流石、トップゲーマーw
    BTM1009_2

    スポンサーサイト
    [ 2010/10/09 17:46 ] 週刊コミックバンチ | TB(0) | CM(0)
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。