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気をつけて。もう、始まってるかもしれない…
そのクラスには秘密がある。
繰り返される死、止められない連鎖――。
26年前、夜見山北中学にミサキという生徒がいた。
一年生の頃から周囲の人気者だったが、クラス替えで三年三組になった
ミサキは急に事故で死んでしまう。
だが、人気者の突然の死を受け入れられない同級生たちは
“ミサキは生きている”フリをし続けた。ところが卒業式の日…、
集合写真に実際にはいるはずのないミサキが写っていたという…。そして――。
http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=201005000029【レビュー】
ホラーものとしては、直接的に怖いという分類ではなくじわじわと『謎』が明らかになっていくミステリーホラーの分類であるこの作品。 一言で言うと、
『謎が多く、深すぎるw』。続きが気になって仕方ない>w<
今巻は、物語の導入部分に当たるので「呪い」のホラー的な要素や「グロい」描写は少なめであるが、綾辻先生のミステリーは、隅々まで計算され、張り巡らされた伏線が非常に濃く、何重にも重なっていることが特徴であり、この作品では、クラスにかけられた「呪い」を今後どう明らかになるのか、どう解決するのかが非常に気になります。
漫画は、清原 紘先生で綾辻先生の繰り出す物語を清原先生の雰囲気のある絵が一層ミステリアスに表現しおり、読み手をぐっと引きつける力がある作品に仕上がっている。 また、清原先生の、コミカルな描写もところどころに見られ、ミステリーホラーにある種のスパイスを与えてくれている。
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